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映画「アス」感想・レビュー:私たちが襲ってくる!

 

アス

アス

「アス」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ…。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 Us/td>
製作年 2019年
製作国 アメリカ
上映時間 116分
監督 ジョーダン・ピール
製作 ジョーダン・ピール
ショーン・マッキトリック
脚本 ジョーダン・ピール
メインキャスト ルピタ・ニョンゴ
ウィンストン・デューク
シャハディ・ライト・ジョセフ
エバン・アレックス
受賞歴 -


 

「アス」映画解説

だいふく

予告からも不思議なホラー感が満載なんだニャ!

作品解説

製作費約500万ドルという低予算ながらも、アカデミー賞脚本賞を受賞した「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督がまたまた奇妙なホラー映画を作りました。「ゲット・アウト」と同じく黒人を主役に抜擢し、予想がつかない展開を繰り広げるサスペンススリラーで仕上げた作品です。

アス

出典:映画.com

 

本作は、批評家から絶賛されており、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では支持率94%の高評価。これは2019年公開映画において『アベンジャーズ エンドゲーム』を超えるNo.1スコアというから驚きです。一般的に「デビュー作で脚光を浴びても、2作目はパッとしない」といわれます、そのジンクスを打破したとまで言われてるほどです。

 

予告からすでに興味と不安が入り乱れるような印象的な作りです。頭に残ってしまう音楽と共に、自分たちとそっくりな存在と対峙する一家の恐怖が垣間見れますが、まさにアス(わたしたち)が目の前に存在したらどうなってしまうんだろうという、奇妙な感覚を感じ、鑑賞前からなにかざわつく恐怖と、何が起こるだろうという期待感あふれる広告となりました。広告の作り方もうまいですね。

トッペルゲンガーの特徴

本作で出てくるトッペルゲンガーがあまりにも特徴的なのでちょっとまとめてみました。

トッペルゲンガーの特徴

・服装は真っ赤なつなぎ
・巨大なハサミを持つ
・会話ができない(アデレード以外)
・手と手を取り合い横並びになる
・本人を殺しにやって来る!

いや~、なんなんだこの集団は!っと思ってしまう特徴的なトッペルゲンガーなのですが、いったい正体は何なのか!?って冒頭から後半のネタバレされるまで、ずっと気になっていても立っても居られない存在なのです。

「アス」感想・レビュー

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またまた、面白い脚本のホラーを作りましたねぇ。「ゲット・アウト」に続き、監督の奇才っぷりといったら見事としか言いようがないです。

予告やタイトルからも、ドッペルゲンガーである"わたしたち"が登場するのはすでに分かっており、その正体ばかりが気になってしまう映画なんですが、その謎を暴こうと冒頭から最後までずっと、ヒントを探し続ける必要が出てきます。すべてのシーンが何か意図があるように思えてしょうがないのです。

 

冒頭では主人公のアデレードが幼少時代にいきなりドッペルゲンガーと出会うのですが、すぐに大人の時代まで物語は進むので、確実に冒頭シーンは何かしらの意味があるということは分かります。ただ、その意味が何かが全く理解ができないのです。そして早々とアデレートの一家の前にドッペルゲンガーが別荘の玄関先にたたずみ、その姿の異様な雰囲気は不気味としか言いようがありません。

アス

出典:映画.com

 

ここから一気に物語が加速していくのですが、一家と自分のトッペルゲンガーとの闘いが非常に面白く描かれてます。何気に少し笑えるところもありますが、そこはホラーです、きっちりグロめシーンもありで見どころ十分でした。しかし自分の姿の人間を自ら殺すって、どんな気持ちになるんでしょうかね?

 

ラストで、知りたくて知りたくてうずうずしていた、謎が一気にネタバレになります。が、これはすぐに理解するのは難しかったです。1回では理解が追い付きかないむずかしさがあります。ただ、結構理由が、こじつけ感が否めない気がしており、その点は少し残念に思いましたね。

言ってしまえば、裕福の人間は不幸な人間の上に立ち、その存在すら認識をされず幸せに生きている。貧しい不幸な人間は耐え抜いていく人生ですが、諦めきれない影の逆襲といいましょうか。割と、社会問題を風刺的に訴えた理由でもあるんだと思った次第です。

 

そして、ラストのラストで持ってきました衝撃の一撃!いや~驚きましたね。う~~と唸りを上げたくなりました。と、同時に一気に色々つながっていった気がします…。こういう場面では、やっぱりさすがなジョーダン・ピール監督だなって思わせてくれます。一筋縄では終わらせてはくれないですよね!

だいふく

監督の次回作にも大期待だニャ!

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映画「チェンジリング(1980年)」感想・レビュー:午前5時59分に不気味な声が聞こえてくる…!

 

チェンジリング

チェンジリング

「チェンジリング」映画情報

あらすじ

午後5時59分、あの不思議な声が聞こえてくる…交通事故で妻と娘を亡くした作曲家は別荘に移り住むが、そこで彼は子供の幽霊と出合う。70年前に起きた惨劇が引き起こす怪異現象を、ミステリー・タッチで淡々と描く。

予告編

作品データ

原題 The Changeling
製作年 1980年
製作国 カナダ
上映時間 107分
監督 ピーター・メダック
製作 ジョエル・B・マイケルズ
ガース・H・ドラビンスキー
脚本 ウィリアム・グレイ
ダイアナ・マドックス
メインキャスト ジョージ・C・スコット
トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー
ルヴィン・ダグラス
受賞歴 -


 

「チェンジリング」映画解説

だいふく

ミステリー色強い古典的ホラー映画だニャ!

作品解説

7~80年代ホラーを代表する傑作といえますが、案外知名度が低い作品でも有ります。

しかしながら屋敷物ホラーの中では群を抜いて面白く、怖いだけではなく、もの悲しく静かに流れていく物語が、単なるホラーと一言では言えない名作です。また、ホラーなのに特殊メイクや血糊などを全く使用せず、音響と雰囲気だけで勝負した、正当派の作品でもあります。

 

監督は「スピーシーズ2」のピーター・メダック監督が担当しています。同タイトルのクリント・イーストウッド監督による映画もありますが、全く別作品ですのでお間違いなく。

恐怖の技術

本作は、なんといっても当時盛んだった特殊メーキャップや大量の流血などを演出に使用しないで、唐突な関連小道具の出現や音響効果を使って恐怖を作り出したことが見事にはまった映画でしょう。

 

レコーダーの音声のボリュームを上げていくと幽霊の声が聞こえたり、勝手に動く車いすなどのポルターガイスト現象。そして捨てたはずの亡くした子供のボールが家でまた見つかる。など古典的ですが、その分ミステリー作品としても評価される理由があるでしょう。

「チェンジリング」感想・レビュー

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冒頭でいきなり、主人公の作曲家ジョン・ラッセルの妻子が交通事故で亡くなるシーンから始まるのですが、いきなりすぎてショックやら悲やらの複雑な感情からのスタートです。悲しみにふけるジョンが悲しみを紛らわすために巨大な古屋敷に引っ越してから、幽霊との不思議で面白い関係が始まるのです。

 

毎朝6時に鳴り響く異音、突如流れる水、次第に何かを訴える霊、それは妻子を失ったジョンだから選ばれたのでしょうか?映画の中で霊が頻繁にメッセージを送るのですが、ジョンの悲しい心境のまま、霊と接していくので、怖さは感じられず不思議な感覚を受けます。ホラー映画では珍しく、主人公ジョンが霊にあっても怖がらず冷静なのです。

 

本作は、まず霊と言う存在は示しても、霊を映像化を全くしていないのです。声やモノが動くなど古典的に怖がらせる手法です。そのおかげか、ホラーというイメージよりもミステリー作品を観ている感覚にもなります。そして音響や視覚効果が見事に使われています。おそらく、この作品に影響受けたホラー映画はたくさんあるのでしょう。

チェンジリング

出典:Amazon.co.jp

 

隠された屋根裏部屋を見つけてからは、一気にそのミステリー展開が加速します。レコーダーに録音された子供の幽霊の声をヒントに、どんどんジョンが謎を解いていくのですが、物語が進むにつれ、次第に幽霊の存在と悲しき過去が明らかになる様子は、良質な推理映画を観ているような感覚さえ覚えます。

 

明らかになった過去、しかし幽霊の訴え(うらみ)を、達成させることができず、ジョンが思わず幽霊に対し「うるさい!やることはやったんだ!」と叫ぶシーンがとても印象的でした。しかし、ジョンは諦めず必死に事件を追い続けるんです!思わずがんばれって応援したくなります。

チェンジリング

出典:Amazon.co.jp

 

10年以上ぶりに観賞したのですが(謎の部分はすっかり忘れて)、今観ても見ごたえ十分で面白いと思いました。怖さもほとんど無いのでホラー嫌いでも問題なく鑑賞できる作品ですね。

だいふく

直接的な映像なくても音響と特殊効果で良質のホラーはつくれるんだニャ!

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映画「ザ・フライ」感想・レビュー:人間と蠅との融合の結末は…!?

 

ザ・フライ

ザ・フライ

「ザ・フライ」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video Rakuten TV

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

科学者のセスは記者のベロニカに開発中の物質転送装置を公開する。生物の転送実験で失敗が続くが、やがてセスは自らの体を転送することに成功。しかもその後、彼の体には驚異的な活力が備わる。セスは、転送装置に一匹のハエが紛れ込んでいたこと、そしてそれが転送後にセスの体と遺伝子レベルで融合したことを知る。彼の肉体はみるみる変化し、ついには惨たらしい姿に…

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 THE FLY
製作年 1986年
製作国 アメリカ
上映時間 96分
監督 デビッド・クローネンバーグ
製作 スチュアート・コーンフェルド
脚本 ジョルジュ・ランジュラン
メインキャスト ジェフ・ゴールドブラム
ジーナ・デイビス
ジョン・ゲッツ
受賞歴 ・アカデミー賞メイクアップ賞


 

「ザ・フライ」映画解説

だいふく

人間と蠅が遺伝子レベルで融合してしまう映画だニャ!

作品解説

1958年に公開されたホラー映画「ハエ男の恐怖」のリメイク作品で公開時のコピーは「Be afraid. Be very afraid.(怖がってください・・・とても、とても怖がってください・・・)」でした。

 

オリジナルは、蝿男&人間蝿と2つの生命体に分かれたのですが、本作は遺伝子レベルで融合した1生命体が誕生するという違いがあります。また、物質転送の研究者が、実験中のアクシデントにより悲劇に見舞われるというストーリーはオリジナルと同じですが、本作では、徐々に変化してゆく主人公と周囲を取り巻く人の苦悩を時系列に沿って追っていく仕上がりにもなっています。

 

監督は、数多くの個性的な作品を世に送り出してきた、デビッド・クローネンバーグですが、本作は監督作品の中で最大のヒットとなり、その独特なハエ男になっていく男の異形描写にてしアカデミー賞特殊効果賞を受賞した。ちなみに本人も産婦人科医役でカメオ出演しています。

関連作品

※タイトル後に外部リンクアイコンがあるものはAmazonに飛びます。

【オリジナル】

蝿男の恐怖

【続編】

ザ・フライ2

用意された2つのエンディング

本作は、劇場版のほかにもう一つエンディングが用意されていたようです。

 

まず、本作はベロニカがウジ虫を出産するシーンがありますが、代わりに蝶の羽が生えた赤ちゃんを生む展開になっていたそうです。

そのラストに異なる2つのエンディング用意されており、一つはウジ虫を出産する悪夢を見た彼女が、まだ赤ちゃんがお腹にいると知って安心するバージョン、そしてもう一つは彼女の出産について曖昧に描かれています。

 

2つのエンディングパターンとも科学雑誌の編集長が、「それは僕との赤ちゃんだから安心して」と悪夢を見たベロニカをなだめるシーンで終わっていたとのことです。

 

劇場版のラストとは全く違うのには驚きですが、やはり劇場版を選んで正解んで正解と思わされるばかりです。

「ザ・フライ」感想・レビュー

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デビッド・クローネンバーグ監督作品は大好きで、ほとんどの作品鑑賞していますが、その中でも本作が一番好きです。ホラー映画ではありますが、ヒューマンドラマでもあります。蠅化していく科学者の苦悩とその周りの人間達の苦悩が単純にホラーと言い表せないくらい悲しいストーリーなのです。いや~この映画本当に名作だと思いますよ。


自分の体が、どんどん退化し蝿に変化していく姿に苦悩する科学者セス。そもそも蝿男になってしまうきっかけは、単なる嫉妬心だけから来たもの。どんなに醜い姿になっても彼を案じ続ける恋人ヴェロニカ。彼女はセスの子供を身ごもってしまったと分かった時、恐怖に怯えるのです。

ザ・フライ

 

ブランドルフライの新生命体が誕生!しかし、どんなに醜い姿になろうとも、最後まで心は蝿ではなく人間のままなのが辛い。見るも無残な姿になったセスは、ヴェロニカが持つ銃を自らの頭に当てて殺してくれと要望する姿は、自分の犯してしまった過ちに許しをこう姿にも見えます。なんだか、切ないシーンでもあります。

 

が、しかし、感動映画と思ったら大間違いで痛い目にあってしまうのです。

アカデミー賞メイクアップ賞を受賞した、そのSFX(特撮)技術はものすごいものでした。いや、もうねグチャドロと言う表現がぴったしで、ある意味芸術の域に達していると思えますが、遺伝子レベルで蠅と融合してしまったわけですから、容姿、雰囲気は抜群に特異な存在となり、蝿に変貌していく過程での、皮膚がとろけ、耳がもぎ取れ、爪が剥がれ落ちる映像は、まさに見事な演出にして技術。吐き気を覚えるほどです。その強烈なグロテスク姿はトラウマ必死です。

 

その強烈なグロテスク姿が大丈夫な方は、本当に観てほしい名作映画です。

人間って、弱いね・・・

と感じさせてくれる、秀作でした。

だいふく

グチャドロなのに泣けるラストシーンなんだニャ~

「ザ・フライ」関連商品

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映画「クリープショー」感想・レビュー:ロメロ×キングが手掛けるオムニバスホラー

 

クリープショー

クリープショー

「クリープショー」映画情報

あらすじ

ビリー少年は大のホラー好き。しかし理解のない彼の父親は、ホラー雑誌「クリープショー」を勝手に捨ててしまう。怒ったビリーは父親を呪い殺そうと雑誌の通販でブードゥー教の呪いのワラ人形を購入する…。

予告編

作品データ

原題 Creepshow
製作年 1982年
製作国 アメリカ
上映時間 120分
監督 ジョージ・A・ロメロ
製作 リチャード・P・ルビンスタイン
脚本 スティーヴン・キング
メインキャスト スティーヴン・キング
レスリー・ニールセン
ハル・ホルブルック
E・G・マーシャル
受賞歴 -


 

「クリープショー」映画解説

だいふく

5話の短編で構成されたオムニバスホラー映画ニャ!

作品解説

ホラーや犯罪物語を題材としたアメリカン・コミックス”の再現を作品全体のテーマとし、スティーヴン・キングがオリジナル脚本を書き下ろし、製作陣にはゾンビの産みの親と言われるジョージ・A・ロメロ監督、特殊メイクアーティストにはトム・サヴィーニなど数多くの著名人が名を連ねた、5話からなるオムニバスホラー映画です。

 

プロローグとして、少年が夢中になっている俗悪ホラー・コミックが父親から反対され捨てられるところから、本編ではコミックの世界が再現されていくという構成で繰り広げられます。

関連作品

※タイトル後に外部リンクアイコンがあるものはAmazonに飛びます。

【続編】

クリープショー2/怨霊

クリープショー3

【TVドラマ】

クリープショー SeasonI 

「クリープショー」感想・レビュー

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大好きで最近Blu-rayも買ってしまった古きオムニバスホラーです!なんか、オムニバスって短編で気軽にたくさんのストーリーが観れるので好きなんですよね。ほら、日本で言う「世にも奇妙な物語」みたいな感覚ですね。

本作は、5話の話をそれぞれ簡単に紹介していきたいと思います。

クリープショー

第1話『父の日』

年に一度、父の日に横柄だった父親を殺害した叔母が訪れ、父の墓前で瞑想し、親戚一同食事する。なぜか、生前からケーキ好きな父が、見るも汚いゾンビになって一家を惨殺していくという作品でした。

死んでもなお父の日お祝いしてもらいたいんかい!って突っ込みたくなりますが、みんながケーキ作ってくれないから、自分で(生首で)作っちゃった!な悪乗り具合(笑)

第2話『ジョディ・ベリルの孤独な死』 

降ってきた隕石を触ってしまったら、体中(家や街中)がコケがどんどん生えてきちゃうお話です。なんと、若かりし頃のスティーブン・キングが俳優として熱演しているんです!!!それだけでも、見る価値有ります。

最後は、体中コケだらけで、自ら頭を銃で打ち抜くのでした。。。ホラーよりも、すこしコメディー入ってますね。

クリープショー

第3話『押し寄せる波』

名優レスリー・ニールセンが悪役で登場します。

恋人の元夫から、卑劣な拷問を。砂浜に顔だけだし満潮までジワリジワリと殺していく。その様子を酒を飲みながら自宅で鑑賞というなんとも悪趣味具合。

しかししかし、殺された者の恨みは彼を逃しはしません!ゾンビ?のような姿で戻り、逆に同じ拷問に合わせるというオチでした。

自ら考えた拷問をくらい永遠に息を止める!っと狂い叫ぶのです!

第4話『箱』

大学の用務員が偶然見つけた古い木箱。箱を調べると、中身はサルにも似た怪物。次々と怪物に食べられていく、関係者。恐れおののく、大学教授をよそに、妻に愛想をつかした夫のみが、怪物を利用した妻の殺害計画であざ笑うのでした。

キャーキャー妻にイライラだったので、少しすっきりしましたがね~。しかし、この怪物はなんだったんでしょうか???

第5話『奴らは群がり寄ってくる』

警告!!!警告!!!

これは、ものすごい作品です。ホラーの恐怖を越えて憎悪すら覚える内容。すべて本物で、3万匹を使ったとか。ホラー界史上、いやこれから先も含めて、映画史上絶対にありえないんじゃないでしょうか???

ん?それは何かって???







ゴキブリだ!!!

真っ白い部屋に、潔癖症の支配人。彼は人間を虫けらのように使う性格の悪さ。次々と出てくるゴキブリに怒り浸透。そして、停電になり電気が点いたその瞬間・・・

うじゃうじゃ、もさもさ、わさわさ・・・。

いたるところからあふれるゴキちゃん。
ラストで体から湧き出るゴキちゃんの映像にはノックアウト!

ホラー云々よりもですよ、ゴキブリ3万匹の破壊力はものすごいものです。このブログを楽しみに見てくださるためにも、どんな画像を掲載しても、ゴキ3万匹画像だけは駄目ですよね!?

 

といった、なんとも楽しい5作品なのでした。もうサイコーです!
最後は、クリープショーの雑誌の懸賞のブードゥー藁人形で、雑誌を捨てた父親にチクリ!!!

だいふく

最高に楽しめる作品だニャ!でも、ゴキは…ゾゾゾゾゾゾ~

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映画「悪魔の赤ちゃん」感想・レビュー:親の愛をテーマにした悲しきホラー

 

悪魔の赤ちゃん

悪魔の赤ちゃん

「悪魔の赤ちゃん」映画情報

オンライン鑑賞

Prime Video

※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

フランクとルノールの間に待望の2人目の子供が産まれた。しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが…。

予告編

作品データ

原題 It's Alive
製作年 1974年
製作国 アメリカ
上映時間 91分
監督 ラリー・コーエン
製作 ピーター・サビストン
脚本 ラリー・コーエン
メインキャスト ジョン・ライアン
シャロン・ファレル
アンドリュー・ダガン
受賞歴 -


 

「悪魔の赤ちゃん」映画解説

だいふく

突然変異の子供を産んでしまった夫婦の苦悩を描いた、単純にホラー映画だけでは語れない、悲しき名作の物語を紹介ニャ!

作品解説

突然変異の子供を産んでしまった夫婦の苦悩を描く、ホラーだけでは語れない悲しき物語なのですが、これ突然変異の原因は新開発のピルを続けて飲んでいたためであり人災となります。しかし、薬の研究者たちは発覚を恐れ、密かに赤ん坊を殺そうと企むといった組織ぐるみでの悪を描いています。

 

監督は、低予算ホラーの巨匠ラリー・コーエンで本作は映画監督としての活動に力を入れ始めた初期の作品となり、監督以外にも脚本、プロデュースを手掛けました。低予算にもかかわらず700万ドルのヒットとなっています。

続編も2作作られましたが、本作を超えることはありませんでした。2008年にはリメイクもされていますが、残念ながらこちらもイマイチな仕上がりとなりました…。

関連作品

※タイトル後に外部リンクアイコンがあるものはAmazonに飛びます。

【続編】

悪魔の赤ちゃん2

悪魔の赤ちゃん3

【リメイク】

ダニエル 悪魔の赤ちゃん

原題について

原題は「It's Alive」ですが、こちらは1931年に作られた古き映画「フランケンシュタイン」の中で有名なセリフから持ってきたものということです。劇中でもフランケンシュタイン博士にたとえるシーンもあります。

映画「フランケンシュタイン」の「It's Alive」と叫ぶシーンはこちらです。

「悪魔の赤ちゃん」感想・レビュー

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タイトルからすると、どれほど怖いホラーなのかと感じられますが、全く怖さはありません。恐怖を望んでみるとがっかりする結果になりますが、化け物のような姿で人々を惨殺していく我が子への悲しき親の苦悩を描いた人間心理ドラマのようでした。

そうなんです、赤ちゃんは悪気があって産まれた訳でも殺人をしている訳がないんです。無邪気に生きようとする、生命がそうさせているだけ…。

 

両親は、我が子への愛情と、無差別に人を殺してしまう悪魔のような赤ちゃんに板挟みになり悩み葛藤をします。我が子を殺すべきなのか?いや、殺すしか他に手はないのか?という究極とも思える残酷な状況です。

 

母親は、もちろんどんな子があろうともお腹を痛めて産んだ子供ですから、必死で殺すことを止めますよね。でも、父親は、世間に迷惑をかける訳にはいかないと、悲しみつつも殺す判断をしてしまいます。自らの手で殺すという決断を…。お子さんを持つ方であれば、両親の苦悩は痛いほどわかるのではないでしょうか?何と悲しき運命なんでしょう。

でもやっぱり我が愛する子です。殺すことなんて出来なかったのです。どんなに醜い姿でも人様に迷惑かかっても、赤ちゃんの親なんですから。父親は泣きながら傷ついた赤ちゃんを抱きかかえて、殺そうとする人々から逃げるシーンは、観ていていたたまれなく心が苦しくなる場面でした。

 

こういうとき世間はとても冷たいものです。ラジオは実名を公表、父親はあっさりと会社を首になり、研究所では赤ちゃんの研究をしたいからと親権を放棄しろと持ちかけ、徐々に世間から冷たい目で追い詰められていく…。1970年代の作品ですが、こういった弱きものを集団で痛めつけるということは、今もなお起こっている事実で変わらないんだなと思う次第です。なんだか、映画を観ていて悲しくなってきました。

 

確かに殺人をしてしまうことは、世間から責められることはしょうがないですが、あまりにも当事者の身にならない無責任さは腹が立ちます。しかも悪魔のような赤ちゃんが産まれた原因は、薬害ということが分かり、薬を作った関係者は証拠隠滅として、赤ちゃんの存在を完全に消そうとする始末です。これはひどすぎますよね。

 

この映画には愛がありました。

どんな子で生まれようとも愛する我が子を守りぬこうとする親の愛です。今の時代は子供を虐待のニュースが絶えません。そういった無責任な方には、是非この映画を観てほしいと思う映画でありました。

だいふく

お子さんを持つ方は、是非観てもらいたい映画だニャ!隠れた名作ニャ!

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映画「ウィッチ」感想・レビュー:魔女誕生秘話を描く!

 

ウィッチ

ウィッチ

「ウィッチ」映画情報

オンライン鑑賞

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※時期により鑑賞できない場合あり。

あらすじ

1630年、ニューイングランド。ウィリアムとキャサリンの夫婦は、敬けんなキリスト教生活を送るために5人の子どもたちと森の近くにある荒地へとやって来た。しかし、赤ん坊のサムが何者かに連れ去られ、行方不明となってしまう。家族が悲しみに沈む中、父ウィリアムは、娘のトマシンが魔女ではないかとの疑いを抱き、疑心暗鬼となった家族は、狂気の淵へと転がり落ちていく。

出典:映画.com

予告編

作品データ

原題 The Witch
製作年 2015年
製作国 アメリカ
上映時間 93分
監督 ロバート・エガース
製作 ジェイ・ボン・ホイ
ラース・カスダ
脚本 ロバート・エガース
メインキャスト アニヤ・テイラー=ジョイ
ラルフ・アイネソン
ケイト・ディッキー
受賞歴 ・サンダンス映画祭監督賞
・インディペンデント・スピリット賞新人作品賞
・エンパイア賞最優秀ホラー作品賞
他多数


 

「ウィッチ」映画解説

だいふく

サンダンス映画祭監督賞を受賞した映画なんだニャ!

作品解説

予算もスケジュールも限られたインディペンデント映画でしたが、サンダンス映画祭の監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞したダークファンタジー作品です。しかもロバート・エガース監督は本作が映画デビュー作ですから驚きです。

まさに17世紀の魔女伝説を描いた作品となり、「魔女」をテーマに、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描き、一人の少女が苦しみながらも、魔女へ覚醒していく様子が描かれています。

 

終始重苦しく、薄暗く、そして不快感を感じてしまう映画です。映像からも、音声からも、演者たちの不気味な様子からも一瞬で引きみな世界観にどっぶり浸かってしまい、本作を最後まで観るには精神力が必要となるかもしれません。

ヒロイン役のアニヤ・テイラー=ジョイ

ヒロインのトマシン役であるアニヤ・テイラー=ジョイに関して触れておきましょう。彼女は、ナイト・シャマラン監督から本作の演技をかわれ「スプリット」に主演し、その続編である「ミスター・ガラス」にも出演し素晴らしい演技を見せてくれている、一躍注目の女優さんです。

しかも、彼女本作が映画デビュー作なのですが、それまでちゃんと演技を習ったことはなかったというエピソードもあります。

 

第一印象は少し目が離れ気味で、そこまで綺麗な方とは思えない印象ですが、出演している映画を見ていくと不思議と彼女の魅力にのめり込んでしまうのです。まさにミステリー映画のニューヒロインでしょう!

 

そしてついには、Netflixオリジナル「クイーンズ・ギャンビット」で、第78回ゴールデン・グローブ賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)作品賞&主演女優賞を獲得しています。

がしかし、彼女はホラーやミステリー映画が会うと思うのは私だけでしょうか!?雰囲気が抜群です。是非、これからもミステリーやホラー系で活躍してもらいたいものです。

ウィッチ

出典:映画.com

 「ウィッチ」感想・レビュー

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長女トマシンが、赤ちゃんに、「いないいないばぁ」をやって目を覆った瞬間赤ちゃんが何者かにさらわれてしまう…この瞬間から、不気味で気味が悪い状況が怒涛のように襲ってきます。

映画を鑑賞していてこの時点では、魔女と一家の戦いを描く作品なのかな思いました。が、しかし、本作はそんな甘い発想の映画ではなかったですね。一家が宗教にとらわれ発狂していく姿が延々と描かれています。1つの事件から完全に一家は心が闇に落ち、家族同士のの知り合い、犯人を決めつけ、家族が醜く破滅していくのです…。

ウィッチ

出典:映画.com

 

いや~、観ていて辛かった。そして疲れた。が正直な感想かもしれません。常に不安を感じながら鑑賞をしないといけず、一家それぞれの色濃いキャラがあまりにも不気味なのです。一番、正常で健気なトマシンの存在自体が一家の中で異教徒のように感じてすしまうほど。

 

そして一番まともで有っただろう、長女トマシン。が、この手で母を殺めてしまった瞬間、彼女も何かが弾けてしまった…。

ここに、魔女が誕生したのだ!

 

今までの映画で魔女が誕生した理由を描いた映画なんてあったんでしょうかね!?まさに、衝撃的な映画です。

ウィッチ

出典:映画.com

 

ラストシーンがまたとても印象的でありました。、初めて味わうような何とも言えない感覚で、非常に不気味だけど美しい光景を目の当たりにした感覚です。観終わった後は、重く暗いどんよりした感情しか湧いてきませんでした…。

だいふく

なんだかとても、つかれたニャ!

「ウィッチ」関連商品

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